オタクの会社の推し発表会!第1回 TOM One グランプリ

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こんにちは!Tokyo Otaku Modeのメディアチームでインターンをしている小田です。

先日、社内で行われた第1回TOM One グランプリについて話していこうと思います。

TOM One グランプリとは

Tokyo Otaku Modeでは2022年1月現在、社員の多くが完全フルリモートで業務しています。現在の世の中の環境に合わせつつ、より効率化を図ることで、働き方の環境としてはよくなったそうですが、他方で雑談の機会が減ったという声も聞こえていました。もちろん社内ツールのチャットでコミュニケーションするものの、仕事に関係のない自分の趣味などを共有し合うということは、なかなか難しいわけで・・・。

さて、Tokyo Otaku Modeの社員はその社名の通り、なにかのオタクであることが多く、好きなことに関わりたい!よくしたい!生み出したい!という思いがきっかけになってジョインした人がほとんどです。みんななにかのオタクという環境・・・これをコミュニケーションに活かせないのはもったいない!

というわけで、「自分の推しコンテンツについて知ってほしい!」「仲間がどんなことに興味を持ってるのか聞きたい!」という社内コミュニケーションを実現するために、自分の好きなコンテンツについて熱く語るライトニングトーク大会「TOM One グランプリ」が開催されるに至ったのでした。尚、本企画でのライトニングトークとは5分間に内容を凝縮して話すプレゼン形式のことを指します。

ルール説明

それではさっそくルールをかんたんに説明させていただきます。

  • 発表者は立候補制
  • 発表の持ち時間は1人5分
  • 優勝者は、観客による「最も興味を惹かれた発表」の投票結果により決定
  • 発表のコンテンツはジャンル制限なし
  • 発表者はプレゼン資料を用意

言い忘れましたが、オンラインでのイベントになるので、

発表者も観客も、リモートでの参加となります。

いざ本番へ

 
我こそはと募集に応えたのは6名のTOMスタッフたち。いずれもクセつよ・・・ゲフンゲフン、推しコンテンツに愛を注ぐ、誇りある猛者どもです。それぞれの発表の推しパワーを伝えるには技術も文字数も足りませんが、僕の小並感あふれる感想も交えながら、ご紹介したいと思います。

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トップバッターの佐藤さんはRTA in Japanというゲームイベントについてのプレゼンをされました。

RTAとはリアルタイムアタックの略で、ゲームを最初からスタートし、ゲームクリアまでの実時間を競い合う大会とのことだそう。僕はこんな世界があることを初めて知りました。特にクリア速度を上げるためにバグ技を駆使するあたりが、なんかもう「人の好きって(狂ってて)スゲェ・・・」と初っ端から学びと畏れがあったプレゼンでした。YouTubeでも大会のアーカイブを視聴できるとのことで、見てみたいと思います。余談ですが、佐藤さん、めちゃめちゃ声がよくて、アナウンサーみたいだと思いました。

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続いて登場したUTさんはアニメ界の推し作曲家について語ってくれました。

アニメの音楽と言えば主題歌などのアニソンが想起されやすいですが、作中のシーンを盛り上げる音楽もヘビロテしたい神曲が多いとのこと。いくつかのアニメ作品の作中に使われた曲を流しながら、それぞれの作曲家さんの魅力を解説いただきました。お仕事中にも思うのですが、UTさんの発表は、前説でつかんでから主題に入っていく流れがすばらしく、今回も「そもそも推しとは」という導入からの流れが冴え渡っていました。「もののけ姫の曲を屋久島で聴くと魅力200%増し」、僕もいつか体験したいです。

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次は滝沢さんの番です!滝沢さんはイタリアのご出身なのですが、自他ともに認める立派なジャニーズオタクでその歴は16年だそう!好きのちからって国境を軽く超えるんですね。すごい!(世界中からオタクが集うこの会社もすごい)。

発表を見て知ったのは、ジャニーズって人気グループからジュニアまで、思ってたよりたくさんのグループがあるということ。滝沢さんが各グループを紹介するときのお手製キャッチコピーがすばらしく、5分という短い時間でその魅力と滝沢さんのジャニーズ愛が伝わる、お手本のような発表でした。特に「セクシーサンキュー!」で締められたのは流石でした!

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続いて、HGNさんからプラモデルについての発表です。HGNさんは社内でも有名なガンダムオタクで、過去にはガンダムについての社内研修イベントやガンプラ勉強会を主催されたほどなのですが、この日の発表は「プラモデル」というジャンル全体についてのもの。

「難しいんでしょ?」といったプラモデルに対しての懸念をひとつずつ解消し、プラモデルの楽しさを様々な角度からプレゼンされました。特に「組立説明書に載っているのは正解のひとつで、楽しみ方は自由なんだ!」という力強い言葉にはシビレましたね。

後日、HGNさんのガンプラコレクションを見せていただいたのですが、確かにその自由さはオシャレでカッコよかったです!

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大トリは竹森さん、音ゲーについての発表でした。

竹森さんは通算約12年を音ゲーに捧げてきたそうなのですが、ここまでのみなさんの発表で、もう驚かなくなってきた自分に少し驚いています。

音ゲーとは、音楽やリズムに合わせてプレイし、より高いスコア、つまり完璧な演奏を目指すゲームの総称です。最近ではスマホゲームでも多数遊べるのですが、竹森さんのオススメはゲームセンターでのプレイ。知ってる曲でプレイしたい人向け、ちょっと違った操作感を求める人向け、演奏してる感を楽しみたい人向けなどなど、ゲームセンターで様々に進化してきた音ゲーを紹介してくれましたが、魅力を優しく伝える中に、本気で沼に引きずり込もうする気迫が垣間見えました。

スマホゲームとゲームセンターの筐体では音の臨場感が全然違うそうなので、今度おすすめの機種を体験しにゲームセンターに足を運んでみたいです。

あれ?ここまで5名・・・参加者は6名じゃ?

と思ったあなた、するどいですね。

実は小田も出場していました

実は僕も出場していました。

インターンを始めて数ヶ月経ちますが、リモートワークの関係で、実際にスタッフの人とお会いしたことがなかった僕は(まったくすごい時代ですね)、積極的にイベント参加して交流を深めたいと思い、出場を決意したのでした。

何について話そうかいろいろ悩みましたが、僕の大好きな番組である『水曜どうでしょう』をテーマに勝負に挑みました。

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実際に発表資料を準備する段階になって、「大好きでいつも見ているのに、相手に魅力を伝えようとするとなんと言葉にしていいかわからない」というようなモヤモヤがありました。ライトニングトークのプレゼンってほんと難しいんですね・・・。番組を知らない人のために概要を伝え、さらに発表のメインである魅力を解説し、さらにさらにそれを5分で収めないといけないなんて!

結果、毎回出演者たちがボロボロになっているということを繰り返し伝え過ぎた発表となりました。人前で発表することは得意ではありませんでしたが、みなさんの優しい雰囲気やコメントのおかげで、だいぶリラックスして話すことができたと思います。

結果発表〜!おわりに

6名の発表が終わり、観客による投票に入りました。

そして待つこと数分…ついに優勝者の発表の時がきました。

第1回TOM One グランプリの優勝者は、

「ゲームプレイヤーのオリンピック RTA in JAPANの魅力」を発表した佐藤さんでした!おめでとうございます!!!

一風変わった「RTA」という遊びを楽しむ人たちのコミュニティの魅力が伝わってくるすばらしい発表でした!ちょうど発表があった日の週末に、この「RTA in JAPAN Winter 2021」が開催されることがプレゼンの最後に明かされるという見事なギミックもあり、静かな「ぜったい見てね」圧を掛けてこられたのも、強い推し愛を感じさせるプレゼンとして支持された理由のひとつかと思います。

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もちろん他の方々の発表もとても魅力的で、何より全員が好きなことへの愛で溢れていました。普段なかなか話すことがない、仲間の推しについて知れる貴重なイベントになったと思います。

僕自身も『水曜どうでしょう』について話したことがきっかけで、後日あったオンライン飲み会での話題にもなるなど、社内での交流の輪が広がり、お互いをより知ることにつながりました。好きなことに関わりながら仕事をするだけではなく、共通の趣味について楽しく話せる職場は、とても居心地良く感じました。

もし、これを読んでいただいた皆さんの会社でも、リモートワークをきっかけにコミュニケーションが減ったなぁとお感じの方がいらっしゃいましたら、お互いの推しを発表するオンラインイベントを開催してみてはいかがでしょうか?

お互いの好きなものを知ることは、居心地がよくて満足度の高い社内環境に一役買うかもしれませんよ。


お楽しみいただけましたでしょうか?

こちらを読んでそれぞれの「好き」に興味を持っていただいた人のために、各発表者から「まずはこれを体験するのがオススメ!」というのを紹介してもらいました!

ぜひ最初の一歩として、チェックしてみてくださいね。

<佐藤直人さんの「RTA/RTA in Japan」オススメ>

RTA in Japan 3 - スーパードンキーコングシリーズ1,2,3完全クリアトリロジーリレー

走り・解説・会場の雰囲気など、どこをとっても魅力的で、RTA/RTA in Japanの「良さ」が詰まっている動画です。ここから沼にはまりましょう!

<滝沢クラウディアさんの「ジャニーズ」オススメ>

“Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania” Highlight Video

才能溢れる若手ジャニーズの中でも特にハイスペックのSnow Manの最新ツアーの様子を収めたダイジェスト動画。彼らのハイレベルなダンス、生歌、表現力、アイドルさをご堪能あれ!

<HGNさんの「プラモデル」オススメ>

プラモデル

プラモデルの中でも特に作りやすいと話題のガンプラ。転売や品薄で入手困難な今日このごろですが、公式ショップは再販品から限定品まで取り揃え、その場で組立体験も楽しめます!

<竹森創さんの「音ゲー」オススメ>

KONAMI ARCADE CHAMPIONSHIP (KAC)

つい最近開催された、KONAMI社のアーケードゲームの全国大会(KAC)から、Dance Dance Revolution(DDR)の決勝戦をご紹介します。トッププレイヤーたちが身体を全力で動かしてプレイする様はeSportsではなくSportsそのもの。一見の価値ありです。

花と、雪と、ドラムンベース。

音楽ゲームの魅力のひとつであるバリエーションに富んだオリジナル楽曲の数々。なかでもコミックソングやおふざけ曲には制作スタッフのいつも以上の本気を感じることが多い気がします。実際にプレイするハードルが高いと感じる方は、お気に入りの曲を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。

<小田達明さんの「水曜どうでしょう」オススメ>

水曜どうでしょう4人だけのスペシャル裏トーク【TEACHER’S presents 21年目のヨーロッパ旅 完結記念】

40秒で雰囲気がわかる番外編動画です。気になってたら是非本編も見てください!