TOMオフィス紹介:Portland フルフィルメントセンター編
こんにちは、Tokyo Otaku Mode 越境ECの倉庫業務を担当しています TJ です。
2017年1月からアメリカオレゴン州のPortlandという街に短期滞在をしており、こちらにTOMの本社と倉庫があります。もともとLAにあったのですが2016年の6月にこちらに移転しました。
LA倉庫立ち上げの記事はこちらにあるので興味のある方は読んでみてください。
具体的なTOMの倉庫作業の内容に関しては前回の記事で紹介させていただきましたので、こちらでは、実際に現場で「見て」「聞いて」「触って」きたもの、Portlandでの生活を中心にTOMの業務をお伝えできればと思います。
Portlandという街
Portlandでの生活
一番重要な「食事」について
観光してきました
アメリカに倉庫を作った理由
PDX倉庫の紹介
以下、簡単なプロフィールを。
名前:TJ
年:1981年生まれ
出身地:愛媛県
最終学歴:多摩美術大学卒業
職歴:出版社勤務、百貨店ECサイトの運用
普段は舞浜にある倉庫でオペレーションの改善や人と物の流れを管理する仕事をしております。グローバル企業で働いていているので、「バイリンガルでしょ?」とよく人から聞かれますが全然しゃべれません。大学も実技のデッサンで入試をパスしたので英語の勉強をしてきていません。今回アメリカに短期滞在してるのは観光ですが、現地にきて色々とリサーチができると思い渡米しました。
Portlandという街
人口はおよそ580,000人 土地の大きさは350km² です。山手線内側は約63 km² なので結構大きいですね。中心街は東西1.5km、南北3.5kmと、歩いて端から端まで1時間でいけるぐらいの大きさと言われていますが実感としてはもっと大きく感じます。その他の陸地は山と住宅地が続く風景が続いています。
1月は雨季で10月から1月まで雨がずっと降り続いています。
札幌と緯度は同じですが平均最低気温が氷点下になることはまれで、雪が積もるようなことは滅多にない。という話でしたが、来てみたら氷点下だし、雪は積もっておりこれには現地のスタッフたちもたいへん驚いていました。
1月20日はトランプ大統領の就任日でした。Portlandのあるオレゴン州は民主党支持者が多いです。当日はどうなることかと思いきや、各所でデモはありましたが、特に目立った暴動などもなく平和な一日で、これは土地柄をよく表していると思いました。
Portlandの人々の特徴として、彼らは自分たちの住んでいる土地や文化に誇りをもっています。スーパーマケットにいくと「Local」と書かれたタグが地元の生産物として人気が高く、自分たちの土地に自信をもっています。
あと、とてもおしゃべりで陽気な人が多く、「スーパーのレジで3人仲良く友人が喋っていると思ったら、みんな他人だった」ことは何度もありました。
Portlandでの生活
私は「ネットが無ければHPが減ります」という人種なので、ネット環境はめちゃくちゃ重要でした。ポケット Wi-Fi が外での活動の生命線です。
持っている携帯が日本のメジャーどころのキャリアであれば、アメリカ本土でもなにかしらのサービスを各社もっている思うので、どこでも電話回線を使用することも可能です。Wi-Fi環境があれば日本からの電話も通常通りできます。
市街での交通手段は主に「バス」と「路面電車」と「Uber」になります。
乗り物に乗る時は必ずスマホアプリを使用します。アメリカはスマホアプリが日本と比べてもっと現実の世界にリンクしていて、実用レベルで実装されてるという印象でした。
一番重要な「食事」について
旅行にでかけたら各地のスーパーマーケットを見るのが大好きなのですが、やはりココは最高でした。ディスプレイの置き方やアメリカならではのスケールの大きさはすごかったです。
あと、Portlandといえば…そう、ビール、ビール!ビールです!!
「ブルワリー」というビールなどを醸造する場所が街なかのいたる所にあり、醸造されたビールをできたてで提供するパブやレストランが併設されおり、いつも多くの人で賑わっています。
味付けは日本の外食と比べて非常に薄味で素材の味を活かしています。
すごくクオリティが高いです。あと野菜も安く大量に食べれるので、むしろ健康になっている気がします。
観光してきました
観光地としても知られているPortland、科学産業博物館や日本庭園など色々あるのですが、ここはあえてシーズンオフの動物園に行ってきました。なぜなら料金が半分になるから。
めちゃくちゃ寒かったので、野外のどうぶつが全然動いていません!すごーい!
シーズンオフだし半額なので仕方なし、と少しさびしい気持ちになりながらも巡回していくと大きな建物があり、中に入ってみると、
象園でした。
絶滅危惧種とされている象の繁殖に成功している世界的に有名な動物園だったようです。施設もとても立派で、しばらく象たちの生体を観測です。
アメリカに倉庫を作った理由
とはいえ私もずっと呑んで、遊んでいる訳にはいきません。倉庫業務の視察があります。
現在、TOMは日本とアメリカの2拠点で倉庫を持っており、倉庫にはそれぞれ名前があります。
舞浜倉庫は「factory」、そしてPortlandの倉庫には「PDX」という屋号が付いています。知っている方もいらっしゃると思いますがPDXとは、「全米No.1の空港」と名高いPortland国際空港の名称です。
なぜ私たちがアメリカに自社倉庫を作ったのかというと、主に下記にあげる3つの理由があります。
- 正規品を販売するため海外ライセンスの問題解決
- お客さんへのリードタイムを短く、送料を安く
- 現地のニーズを的確に把握するためのマーケティング
PDX倉庫の紹介
PDXが扱っている物は通常商品/予約商品/定期購買商品の大きく分けて3つあります。PDXから発送している国は、アメリカ・カナダの北米エリアになります。
通常の発送
バイヤーが仕入れた商品を弊社サイトで購入したお客様に発送しています。
フィギュアなどの予約商品の発送
フィギュアは事前に予約されたものをまとめて発送します。
お菓子の定期販売サービス「Skoshbox」の発送
日本のお菓子を月に一度、アメリカ全土の定期購読者に向けて発送しています。
リクルーティング
現地で行っていて、みんなまじめで良く働いていらっしゃるという印象です。
「食戟のソーマ 弐ノ皿」 ©附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会弐
昼食時にはいつも日本のアニメを上映しているようで、コンテンツへの理解と各メンバーの趣味が見て取れます。
Portlandの街や私たちが日々運用しているPDXフルフィルメントセンターの雰囲気が少しでも伝わったなら幸いです。TOMではともにオタク文化を世界に発信するメンバーを募集しています。興味を持たれた方は気軽に話を聞きにきてください。現在、絶賛メンバー募集中です!
越境EC:広告プランナー
https://jp.wantedly.com/projects/83191
越境EC:フロントエンドエンジニア
https://jp.wantedly.com/projects/53079
越境EC:サーバーサイドエンジニア