アニメ鑑賞会『楽園追放』、エンジニアたちがアニメの企画!?

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こんにちは。Tokyo Otaku Mode エンジニアの重岡です。

ひさしぶりにブログ記事を書く順番がまわってきたのですが、技術ネタではなくアニメ鑑賞会のレポートです。

でも、アニメ鑑賞会のレポートを期待していたコアなファンもいるんじゃないでしょうか?(いるといいな・・・)

それでは、『楽園追放』を鑑賞した座談会の様子を書き起し形式でお楽しみ下さい。

今回の参加メンバーは次の通り(※敬称略、五十音順)。

  • Alexander Hsu(TOMエンジニア)
  • 伊藤 直也(KAIZEN platform Inc.技術顧問)
  • 今村 雅幸(VASILY CTO)
  • 加藤 貴晴(TOMエンジニア)
  • 亀井 智英(TOM CEO)
  • 閑歳 孝子 (Zaim 代表取締役)
  • 重岡 正(TOMエンジニア)
  • 関根 雅史(TOM CTO)
  • 竹内 秀行(ユーザベース CTO)
  • 舘野 祐一 (クックパッド CTO)
  • 新舘 邦貴(TOMエンジニア)
  • 早川 大貴(TOMエンジニア)
  • 平藤 直子(TOMエンジニア)
  • 堀木 洋志(TOMエンジニア)
  • 三河 正宜(TOMエンジニア)

アニメを観はじめたのはいつ?

舘野 竹内さんいつ頃からアニメ観はじめました?

竹内 僕はもう中学生ぐらいからずっとですよ。

舘野 あ、僕も中学生ぐらいからです。ちょうど中学のときに『エヴァ』やってました。

竹内 あのあたりで目覚めてしまったんですよ。もともとマンガ大好きだったので、マンガからアニメという感じですね。

舘野 原点だと『ナディア』なんですよね。

竹内 『ナディア』、僕は大学生のときに初めて観たんですよ。リアルタイムで観たことなくて。
いや、でも良いお話だなと思いまして。

舘野 大学とかでも何か、『島編』なんかつまんないよみたいな、いろんな情報とかがあって。
何か言われませんでした?

竹内 いや、周りに何人かアニメについて語ってくる人はいたんですが、『ナディア』はいなかったですね。

舘野 周りからの話で、付加情報が付与されてしまうので、まっさらな状態で見れないので。

竹内 最初にネタバレじゃない何か言われるということですか、付加情報。

舘野 ある意味コアなところとか、サラっと言われたり。

自分が知ってるアニメはネタバレしたくなる

伊藤 2回観ました。

閑歳 あと全員みなさん、観たことないんですね。

伊藤 まじっすか、ネタバレしていいですか?

一同 笑

堀木 いつもと逆のパターン。

伊藤 『シドニア』の鑑賞会の時、散々みんなに「え、観てないのか」って言われて辛かったので、復讐しようかなと。

舘野 ここで『シドニア』観たのがきっかけだったの?『シドニア』ハマったのは。

伊藤 そうそう。亀井さんと御飯を食べにいって、「『シドニアの騎士』が面白いからぜひ観ましょう」と言われて、半分断っていたんですよ。

一同 笑

伊藤 亀井さん空気読まないから、僕が断ったことを全然気づいてなくて「やりましょう!」って、来ちゃって、「えぇっ!?」とか言って。
僕は1話か2話ぐらい観て終わるんだと思ってたら、「まず5話まで観ましょう」って、いきなり5話まで観せられたんですけど。

『シドニア』の5話ってちょうど宇宙で星白と長道がいい感じになって終わるところまでなんですよ。

舘野 ああ、じゃあ続きが気になるところでちょうど終わるという。

伊藤 一番面白いところまで観ちゃったから、これ面白いってなって。

舘野 5話は全員で掌位して突っ込んでいくのとか、もう終わった後だっけ?その前?

伊藤 「全員で助けに行く」のが5話、宇宙空間で。それで楽しみにして、じゃ、(アニメ鑑賞会)2回目やりましょうって来て、第6話でみんな……。

堀木 あ、ネタバレになっちゃう(笑)

伊藤 衝撃のシーンが、「あーっ」みたいな。
みんなこれ知っていて5話で止めたんだと思って(笑)あれは酷かった。

重岡 そういうわけでもなかったですよ。

亀井 たまたま追いついてなかったんだよ、多分。

堀木 何だっけ?TSUTAYA DISCAS(配信)?

亀井 録画していたやつです。

堀木 録画でしたっけ。

亀井 なので、次はじゃその『シドニア』の第2期で。

堀木 でももう見ていますよね。

亀井 見ていて、柄沢くん今日来ていないけど、やってくれという話になって、みんな見るかなと言ったら、「いや、復習しましょう」となって。5月から復習をやりましょうと言われて。

伊藤 それ以来だから、アニメを観る癖がついちゃって、今となっては nasneでとりあえず録画するという。

最強の録画機は nasne !?

堀木 nasne いいですよね。録画機の中だと nasne が。

舘野 nasne 何個買いました?直也さん?

一同 笑

伊藤 また複数買ってることを前提にするみたいな(笑)

舘野 だって、あれ1個だと1番組しか録画できないわけで。

伊藤 そうそう。それで、『終わりのセラフ』、カブって録画できていなくて。

舘野 僕の nasne いります?使っていないんで。

閑歳 え、もう使ってないんですか?

伊藤 くれるんだったら貰う。

舘野 あげるわ。今、地上波全番組録れるレコーダーとって、3週間分、全番組を録画しているんだ、地上波全て。

閑歳 SPIDER ですか?

舘野 DIGAの。

一同 へえ。

舘野 それプラス、アニメ録画しているんで、何かnasne の出番が終わってしまったので。

伊藤 じゃ、いただきます!あざっす!

堀木 あれ、でもどうなんです? nasne 以外の録画機、僕もう使えない感じの体になってます。

舘野 マジにnasne はインターフェイスは超よくて!

堀木 そう、インターフェイスがすごくよくて、今までの録画機って本当にリモコンの、何か携帯入力みたいな感じのやつで文字入力して、すげえ遅くて使いづらいって。

舘野 DIGA は…

一同 笑

舘野 1個だけ優れているのは音声入力がリモコンにあるんで、結構番組出しとかも楽なんですよ。
何かもう『ファフナー』とかってやると、もうパッと。
あとは、今はもうすごくて、チャプターシーンが出せるんですよ。
僕結構アイドル好きなんで、アイドルの名前を入れると、このテレビの15分から出ているみたいなところにピッと。

一同 へえ。

堀木 一時期、アナログだと結構そこら辺の機能は発達していたんですよ。デジタルになった時に全部できなくなって、1回退化したんですよ。

舘野 あれは一応、日本だと3つぐらいの会社がもう全部地デジのメタ情報を付加してるんですよね、手動で。だからある程度メジャーな人なら、結構言うだけでそこのチャプターに頭出しして観れるというのがあるので。

亀井 ビデオのリモコンに普通に音声を拾うやつが付いてるんですか?

舘野 はい。リモコンにボタンがあって、それをパッと。結構精度も高くて。あとは検索の分かち書きも、例えば名前を入れたら、ソレっぽい感じの候補を幾つか出して、大体……。

堀木 家電芸人みたい(笑)

伊藤 アメトーーク!に出れる。

一同 笑

舘野 それがあるからマシなんですけど、でもやっぱりnasneのあのヌルヌルした感じ。あの入り具合は。

堀木 あと、「トルミル」。

重岡 トルミルってなんですか?

堀木 みんなが観てるとか録画するポイントみたいなやつで、ランキングが出るんです。

伊藤 アニメジャンルだけで絞れるから、それで上から順番に録画しておけば、まあ大体メジャーなところは押さえられます。

重岡 そうやっていろいろ観てるんですね。

堀木 タイトル表のところで四角を押すと「新」マークが出てきて、新番組だけに絞って上から順に録画したり、

伊藤 nasne 使ってる人しか分かんないよ(笑)

重岡 nasne hack(笑)

伊藤 あと、 nasne がいいのは PS Vita で観れるから。ベッドで寝っ転がって観れる。

重岡 Vita持ってないですよね。持ってます?

複数 持っています。

重岡 みんな持っているんですか?

一同 笑

竹内 そこセットなんですよ。

堀木 Vita は僕は nasne 専用機です。

重岡 nasne と一緒に買うんですか?

堀木 一緒に買ったわけじゃないけど、ソフト買うものがなくて。

伊藤 むしろVita でやるゲームが無くて。

舘野 Vita でいいタイトルってあまり出てないですよね?

ゲーマーなら発売日に PS4 を買うのは当然という説

舘野 何かでも最近、 PS4 のゲームタイトルがすごく充実してきて、コンシューマーゲームは割と僕は PS4 で需要が満たせています。

堀木 ゲーム機は勝ち組になったらいいタイトル出ますよね。そこら辺は直也さんが詳しい。

舘野 でも、なおやんは全然ダメで。PS4 を買ったの最近でしょ?

伊藤 うるさいな。

一同 笑

舘野 Wii のソフトを吸い出して、アプコンで PC でプレーしてプギャーみたいなことやってるけど、 PS4 を買ったのは最近でしょ?

一同 笑

舘野 発売日に PS4 を買っていれば、さすが直也さん、ゲーオタとしてさすがっス、パネーッスみたいな感じになるけど。

伊藤 今日この本物のオタクを連れてきたのは誰だ!?

一同 爆笑

重岡 rebuild.fm でお二人で話していたんでしたっけ?直也さんがPS4買ったの最近って。

伊藤 そうそう。セコンさんの……。

重岡 セコンさんの会で話していたんですか。

舘野 あともう一個ポイントなんだけど、PS4買ったら、絶対2TBのハードディスクに最初換装した方がいいですよ。

一同 爆笑

舘野 あっという間に500GBも割るんで。僕ももう最初に換装しなかったのをすごく悔やんでいるんで、これは直也さんにはぜひとも、早目に2TBのハードディスクに。

一同 爆笑

舘野 やっぱりゲームって、今って全部DL販売じゃないですか。なので、どんどんハードディスク埋まっていくんですけど、500だと割とすぐ埋まって、消しちゃうと多分そのゲームもう二度とやらないので。またDLするの面倒くさい。

堀木 でも、ゲーム積んでいる状態だったら、あまり変わらない。

伊藤 セコンさんが今年の正月にうちに遊びにきたんですよ。で、うちに来て「PS4ないの?」ってめちゃめちゃdisられたんです。

重岡 だって、ゲーム好きを自称している人がPS4ないって。

伊藤 だって、やりたいタイトルなかったんだもん。「やりたいタイトルがなかったからPS4買っていなかったのをセコンさんにdisられたんで、仕方がなく買いました」ってrebuild.fm で言ったら、「やりたいタイトルがなくてもゲーム本体買わないとdisられるのか」とTwitterに一杯書いてて、「俺は正常だった」って。

一同 爆笑

舘野 次世代機はいいですよね、すごく。

ゲームやる時間ないというのは甘え

伊藤 PS4は『ドラゴンクエストヒーローズ』のために買ったけど、2日で飽きちゃった。

舘野 僕、結構面白かったんだけど。キャンペーンクリアまでは行ったんですか?

伊藤 いや、マーニャ仲間にして、とりあえず。

舘野 まだ3分の2ぐらいじゃないですか、それ。

伊藤 「もう、いいや」って。

関根 2日でそこまで?

重岡 僕もちょっとびっくりした。2日で3分の2終わっちゃうんだって(笑)ヤバいっす。

伊藤 2日って、48時間。

舘野 多分、1回目のプレイまで、クリアは25時間から30時間ぐらいだから、多分十何時間やって……。

伊藤 2日分続けてやれば、大体。

舘野 藤本さん、2周したって言っていた。

伊藤 何かいつも思うのが、皆さん忙しいのにいつゲームやっているんだろうなって。セコンさんアニメ見て、ドルオタで、ゲームやるんですよね。

舘野 暇なんですよ。

一同 爆笑

舘野 いつも大体、PS4の僕のステータスのところを見ると、「オンライン」ってこういう。

堀木 最近気づいたんですけど、ゲームやる時間ないというのは、割と言い訳なんだなと思って。

舘野 僕、独り身なんで、自分の時間全部フリーなんですよ。だから何でもう何でも使えるんすよ。土日全部つぶしてコンシューマーゲームやるぞみたいな。

堀木 わかります、わかります。

舘野 好き放題ですよ。

伊藤 気付いたら夜だった?気付いたら朝だった?

舘野 気付いたら朝だったみたいな感じです。

閑歳 ゲームは昔かなりやっていましたが、最近はやらなくなっちゃいましたね。オンラインゲームは私、まったく向いてないです。

亀井 え、何で。

閑歳 人と予定合わせるのができないんで。

一同 爆笑

重岡 大丈夫かな(笑)

閑歳 何でこう現実世界みたいなことを仮想世界でもしなきゃいけないのかって(笑)毎夜毎夜10時に待ち合わせとか嫌じゃないですか。

舘野 それは友達とやるMMORPGとかだからじゃないてすか?そうじゃなくて、もっとカジュアルなネットゲームとかやらないんですか?FPSで撃ち合うとか。

堀木 カジュアル(笑)

一同 爆笑

伊藤 テトリスとかそういうのじゃないの?カジュアルって。

舘野 だからさ、MMOだといろいろもう、前段階が長いわけじゃないですか、装備集めてみたいな。でも、FPSだったらもう、その場でログインして撃てば終わりだから。

伊藤 そういう意味ではカジュアルだけど。

閑歳 そういうのは協力プレイとか必要なんじゃないですか。

舘野 協力プレイは必要なんですけど、自分のリアル友達とかと合わせなければ、別にもうどんどんいろいろな相手と。

堀木 それって何か装備の代わりに、自分の実力が窺えますよね。

舘野 でも、FPSとかって何かあるじゃないですか。ある程度の実力まで上がっちゃえば、もう別にそれなりにどんどんゲームは。

堀木 そういう意味だと、昔何かハンゲームとかってカジュアルゲームでしたよね。みんなで何かテーブル系のゲームをするみたいな。みんなあれ、MMOのメンテナンス時間やっていましたけどね。

舘野 あった。MMOのメンテナンス時間になると、別のゲームにかえるというのはありましたね。

閑歳 DMMで女の子がハマっているゲーム、何だっけ。

伊藤 『刀剣乱舞』?

閑歳 そう。あれ入りたいんですけど、入れない。

堀木 『とうらぶ』まだユーザ募集やっていないんですか。

閑歳 もう全部しまっています。また再募集するって書いてあったから、もういちど頑張ります(笑)

堀木 いつもの『艦これ』みたいなやつですね。

舘野 うちの会社のビルの21FにDMMありますね

一同 爆笑

竹内 ありますね。

舘野 すぐ上なんです。

閑歳 今日エレベーター間違えてDMMまで行っちゃいました(笑)

乾杯、そしていよいよアニメ鑑賞スタート!

亀井 全員そろったんで、乾杯します。今村さん、じゃ、一言。

一同 爆笑

今村 じゃ、アニメ楽しみましょう。乾杯。

一同 乾杯!お疲れ様です!

『楽園追放』の鑑賞を終えて、濃い目のクロストーク

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』鑑賞後

舘野 フロンティアが話したところで多分、映画館では笑いに包まれたんだろうな。「あ、神谷(浩史)だ!」みたいな感じで。

一同 爆笑

舘野 「神谷か」って、あそこ笑いどころじゃないのかなと思ったのに、誰も笑っていなかったから、笑わないのかな?って。

伊藤 そういう見方しないかも。

舘野 するでしょう。

堀木 なるほど……。

Alex でも何か、邪悪な敵だと思いました、最初は。すごく賢い敵だと思いました。

竹内 過去作がいろいろ交ざり合っている感じを僕は受けたんですけど、どうなんでしょうね。いろんなほかの。

閑歳 オマージュっぽいところが。

新舘 人工知能とか、定番ですね。

竹内 ロケットもそうだしみたいな。

Alex この作監も有名ですよね。

舘野 やっぱり最後のあの弾幕??のあれって、板野一郎なんだね。

閑歳 素晴らしいですね。

舘野 「モーションアドバイザー 板野一郎」ってなっていて、ああって。あの動き見たとき、やっぱり、あ、これって。

新舘 関根さんは金髪にすれば、(水島)監督になれる。

一同 爆笑

堀木 メイキングで階段のシーン、ずっと階段登っていくあのシーン、あの謎のシーン。あれ多分、単純に会話だけをしていたから、動きを見せるためのもの。よくランウェーとかで、あれですよ、『化物語』とかで、延々と話しているんだけど、アニメになると何故か死ぬほど動きが入るというやつに似ていますね。

閑歳 中盤、ずっと喋っているだけでしたね。

堀木 説明が多い。

Alex 星空、話している。

伊藤 オチがわかってからもう一回最初から見れば、最後の内容が全部わかるから面白い。初見だとあの会話無理だよ。

堀木 どうでした?

閑歳 面白かったです。このままずっと喋ったままで終わったらどうしようかと思ったけど、最後のバトルは燃えました。

堀木 よかったです。

伊藤 「魂が震える面白さ」とはちょっと違う。

舘野 バトルシーン面白かったね。

堀木 キャラがかわいい。

Alex AIの方が可愛いと思う。

重岡 いや、「かわいい」のあれが違う(笑)

伊藤 髪型、ショートカットの方ね、俺も思った、それ。

Alex AIがもっと出番が多い方がいいです。

堀木 黒幕だから、一応。

舘野 ほとんど人登場しないからね。あの3人の会話。

堀木 確かにキャラ少ないですよね。

伊藤 モブキャラがやたら声優が豪華だった。モブに林原めぐみ、高山みなみ、三石琴乃。

舘野 そうそう。

新舘 最初の脇役が古谷徹。

舘野 最後「友情出演」って出ていた。

新舘 最初にナンパしている。

堀木 名前出てきていないのに、名前がちゃんとついているのが。

舘野 これ、地球?火星?地球ですよね。

竹内 地球ですね。

舘野 地球はあれは、何で滅ぼされないんですか?地球上の人間とかは。生きたままにしておくのは。

堀木 分からないんです。

伊藤 原作あるの?

新舘 ないっぽい。

伊藤 背景とかがちょっと説明されていないんだよね。

舘野 ディーヴァのあの考え方だったら、じゃ、地球上の人間が何しでかすか分からないから、とりあえず殺しておこう、みたいな感じになりそうなのかな?と思ったら、特に。のうのうと生きているし。反乱を起こしても、彼女は最後生き続けるわけじゃないですか。普通だったら何か、「抹殺だ」みたいな感じになったりするんだけど、なかなか優しい感じの人たちだなと思って。

一同 爆笑

重岡 結構、理詰めでやっちゃう派ですか?

舘野 何かこう、最後の決定とか、大分いろいろ理詰めで、「あいつら、外宇宙に行かせたら、後で何されるかわからん」みたいな、「撃ち落とせ」みたいなことを言っているのに、人間には甘いなみたいなこと。

閑歳 そうですね。外に行くのはだめで、地球にいるのは大丈夫っていうのはなんでなのか。

舘野 地球でこうやって、何かこうまた新しく文明を生みだしていくか、宇宙船ねらってぶっ壊そうみたいなのって、割とできたりするのなって。

竹内 よくあるネタの気もしますね。

閑歳 でも、最後に戦っていたのって、ロケットを飛ばせないためですよね。その割にあの女の子めがけてみんな攻撃してくる(笑)

舘野 本来、目的達成だけだったら、別にロボット……。

閑歳 あの女の子を無視してもいいような……。

一同 爆笑

舘野 ロケットを飛ばすというのが分からなかったんじゃないですか?

閑歳 でも、レーダーに出ていましたよ。

舘野 あれは多分、裏側ではステルスになっていて見えないから、実際ロケットがどこにあるかというのは。

一般 爆笑

重岡 何ですか、その設定。

舘野 近づくとジャミングが発生して、場所がわからなくなっちゃうので、だから目標を見つけたら、とりあえずすべてぶっ壊せ的な、そういうことなんじゃないですか。

閑歳 何かピンク色の煙が。

舘野 あの辺にいくとジャミングが発生して、どこかわからなくなってしまったというオチかなと思っています。そうじゃないと、このロケットみんな狙いにいきゃいいじゃんなみたいな話になっちゃうし。

堀木 あとは1機だから、とっとと排除してから。

舘野 まずは危険分子を排除してからロケット行こうみたいな。

堀木 そう。

Alex ロケットが離れて、念のために2人を殺したらいいんじゃないですか。

新舘 いいじゃないですか。

一同 爆笑

舘野 何か彼女たちが142とか、肉体化ロボットに乗っているけど、別にあれ肉体化する必要ないものね。

一同 爆笑

舘野 何でみんなわざわざ1回生身の体にしてからロボットに乗るんだろうと。

竹内 確かに。

舘野 いろいろな細かいことを言い出すと、多分何か山ほど出てくるので、エンターテインメント作品として楽しむみたいな感じで。

新舘 グレッグ・イーガンのSF用語っていいですよ。小難しく全部いろんな話やっていますけど、面白くはないという(笑)

舘野 SFとしてのこう、いわゆるエンターテインメントじゃなくて、ハードSFとしての面白さみたいな。

堀木 何か初めて見たときは、アンジェラが幽閉というかアーカイブされてから地上に戻ってくるまでの流れがよく分からなかったんですよね。中継基地みたいなの。

舘野 あの中継基地のプラットフォームに行って。

閑歳 何かすごいものを手に入れて。

堀木 そう。あそこら辺がよく分からなくて、そもそもいっぱいバアッと落ちてきた、あれが何かわからなくて、まああれは歩哨なんですけど。

舘野 1機本体で、周りは武器の。

堀木 オプションという。これがよく分からなくて。1機って言っているのに、何かいっぱい出てきたぞと。

閑歳 あれは何か宇宙に落ちていたんですか(笑)。

堀木 あれは基地です。前線基地みたいな。

竹内 ああ、そういうことなのか。

閑歳 そこに新型がいて。

舘野 新型なんて出ていたの、話に。

閑歳 出ていた。最後に乗っていたやつがそうですよね。1人だけ色が違っていた。

舘野 1人だけ色が違っていたけど、あれ新型って話の中に出ていた?あった?

竹内 ありました、ありました。

閑歳 宇宙空間で何か手に入れていました。

舘野 何か色が違うのは主人公機だから、カラーリングかえたのかと。

一同 爆笑

堀木 それだったらもうちょっと赤くしますよ。

新舘 一応何か、「いいものを見つけた」みたいな話をしていましたね。

堀木 「いいものを見つけた」みたいなシーンも、あれ多分、本当は例えば $ ls したみたいな結果なんですよね。

一同 爆笑

堀木 「新型あった」みたいな。そんな感じなんだけど、何か初めて見たときよく分からなかった。

舘野 初めて観たときは、ぱっと行って、「何かいいのあった」みたいな感じで、「ん?いいのとは?」とはみたいな感じで。あれが「新型を見つけた」というのあったわ。

閑歳 突然あそこに出てきましたよね、幽閉されて、助け借りて……。

舘野 助けを借りて、ネットワークを通じて、どこかの前線基地に出て行ったという話なんだろうなと。

堀木 一応途中で、移動している時の会話に全部入っているんですね。初見だと全部頭を素通りしちゃうんで、わからない。

新舘 人工知能がすごいから、あんなところにも入れるという。

舘野 つけるときに変形してかわいくなったじゃん。

堀木 あれは高速通信中のもの。

舘野 ああ、そうか。高速通信になったので、情報量を落として、あのかわいい。

伊藤 ビットレート落とした、みたいな。

舘野 ただ、データ量を落としても、キャラのかわいさというのを作るために。確かにあれ、大分少ないバイト数で表現できそう。

一同 爆笑

今村 普通の人間みたいなこういう。でも、思考はちゃんとできていますね。

舘野 思考の器は残しているというあれなんでしょうね。

堀木 細かいですね、いろいろ。

今村 途中で「人間とは」みたいなの出てきましたよ。

舘野 「人間の定義とは」みたいな感じで。

新舘 人工知能が出てきた。

舘野 人工、最後にね、もう。

新舘 虚淵玄とか好きですね。『翠星のガルガンティア』とか。最後に人工知能が自我に目覚めるてみたいなエンディング。

Alex ロボットと、そうじゃないのと。

堀木 そういう意味では、アンジェラは何も知らなかったですね。ロックも知らないし。

堀木 深いですね。

Alex 5回ほど観ないと……。

一同 爆笑

堀木 1回だとちょっと理解できない。

舘野 2回は見ますよね、多分。これ見たら。

堀木 どうですか、3回目は?

伊藤 いや、もういいかな(笑)

一同 爆笑

舘野 多分、3年後ぐらいにちょっと見返したくなるみたいな感じじゃないですかね。

伊藤 中盤にもうちょっとイベントがあるといい。

舘野 最初の戦闘終わったら、もう戦闘なしですからね、最後の方まで。

竹内 確かに。

伊藤 何か、1回帰るじゃないですか。あそこでもう終わりかなと思っちゃう。あっさりしているなと。そこからが本番だったみたいな。時々あるじゃない、SFもので。ひたすらあっさりして。『攻殻機動隊』でもそういうときあった。あまりバトルシーンとかなくて、淡々と終わる。あれかなと思った。

堀木 一応それ用に、生身の戦闘シーンも入れたんですよね。

舘野 終盤のところで。風邪引いてというか、倒れるところの。

堀木 あとは日常。うどんみたいな何かを食べている。

堀木 あれはうどんじゃないらしい。うどんみたいな何か。

Alex (メニュー)中国語書いていますけど。

堀木 あれたしかツイッターか何かで、監督に聞いている人がいたんですよ。

舘野 「あの食べ物は何か」みたいな。

堀木 うどんではないです。

閑歳 あれ七味じゃなかったんですか?

堀木 あれも「七味か何か」です。

一同 爆笑

舘野 山椒かもしれないし。でも何か、「七味っぽい何か」を入れて味が変わって、「おぅ」という。

堀木 七味入れても、「おぅ」ってならないですよね。

伊藤 なんないですよね。

舘野 そもそも何か味の変化とかを、全く味をそもそも知らなかったので。

堀木 「これ入れたら、味変わったぞ」みたいな。

舘野 あれだって、味のある食べ物2回目ですからね。1回目のお粥で、2回目がうどんのようなものみたいな。

重岡 そうですね。ヴィダーインゼリーみたいなのを飲んでいた。

閑歳 アンジェラって地上で暮らしたいと思っていた。

舘野 大変そうですね。

堀木 すげえ他人事みたい(笑)

重岡 他人事ですけどね(笑)

『楽園追放』に入浴シーンは必要!?

舘野 でも一応何かあの地上、いろいろ壊れた割には、貨幣経済とかもあってすごいなと。金とかそういうあれで物々交換するんだったらいいけど、みんな普通に紙幣使っていて。店舗もないのにどうやっているんだと思った。

堀木 何かペンみたいなのを売っている人いましたよ。うどん食っている後に、「いろいろいるだろう」っていって、こうきた時に。

閑歳 女の人ですか。

堀木 そう、女の人が。

閑歳 何かあの人すごい……。

堀木 すげえいっぱいペンみたいなやつを持って。

新舘 あれペンだったんですか。

堀木 ペンじゃないのかな、分からない。

新舘 虫っぽいものを売っているのかなと。

閑歳 あの女の人、すごく可愛かったから(笑)。

伊藤 お風呂のシーンが欲しかったですね。

一同 爆笑

伊藤 あんな砂埃舞っているのに、風呂はいらないんだなって。

堀木 別に風呂入るのは日本の文化と、あとトルコら辺の文化だけで、エジプトの人は風呂入らないんですかね。

伊藤 欲しいかどうかです。

舘野 でも、大体何かそういうシーンありますよね。あるというのは、もう汗かいて、嫌になっちゃうみたいな感じでシャワーシーンがあって、「おおっ」って。

伊藤 こないだ『シドニア』の総集編、劇場であったけどなんかシーン追加されたとかいってて、何だろうとおもったら風呂のシーンだった。

一同 爆笑

伊藤 すげえ頑張って挿入したんだ、風呂のシーン。

堀木 風呂のシーンだと、何かヒロイン1人だけだとちょっと絵が寂しいですから。3、4人いないと。

竹内 恋愛的な要素が入っていなかったのがちょっと意外でしたけども。

堀木 そこは同人誌でやってくれていますね。

重岡 同人誌何でもアリだから。

堀木 何か『楽園追放』が話題になっていた時は、そういう絵を上げている人がいっぱいいましたよ。

舘野 全く恋愛的要素なかったですね。

竹内 ないんですね。映画なのに。

舘野 照れぐらいじゃないですか。ホレたみたいなのは全くなかったじゃないですか。ホレた、とか、カッコイイみたいな感じの。

竹内 その辺の盛り上がりが。

アニメ3話まで観て切るかどうか決める会の開催決定!?

堀木 結構昔のアニメですけど、再放送の時 torne だとニコニコ実況が流れているんですけど、結構盛り上がっていましたね。何か、「この声優さん……」みたいな。

舘野 見るのは映画尺がいいんですかね。

閑歳 でも、初めの3話ぐらいとかでも。

堀木 3話切り。

一同 爆笑

伊藤 ここで3話を見て、切るかどうか決める会。

一同 爆笑

堀木 みんなに札を渡して。

堀木 割と面白いかも。記事にできなさそう。ヤバい。

舘野 僕らとかだと、やっぱりトップ2ですね、大好きなんで。

重岡 でも、全員の観たことないのとかってなさそうですね。

堀木 すげえマイナーなやつ。

加藤 『トップをねらえ2』とかいいかもしれないですね。

新舘 最初の奴も俺まだ観ていないんですよね。

堀木 初めバレー(ボール)のアニメかと思っていた。

新舘 大体合ってた(笑)

三河 モトネタがそうですからね。

堀木 あれ?そうなんですか?

舘野 『エースをねらえ』。

加藤 『エースをねらえ』と『トップガン』。

新舘 『エースをねらえ』はテニスものです。

堀木 ああ、そうでしたっけ?

伊藤 『トップをねらえ』、俺あれで観たもん、テープ。

堀木 ビデオテープで。VHS。

伊藤 DVDとか出ていない頃。

堀木 僕も実は最近まで『グレンラガン』観ていなくて。

閑歳 私は最近観ているんです、huluで。

堀木 僕もhuluで、アメリカで観ました。

伊藤 友達から『キルラキル』を観ろと言われています。

堀木 じゃ、『キルラキル』観ますか。

閑歳 『キルラキル』いいんじゃないですか?

堀木 3話。

重岡 何で観始めていないんですか?

伊藤 3人ぐらいから『SHIROBAKO』と『キルラキル』は観ろと。

重岡 それ、どこまでゲージがたまったら観るの(笑)

新舘 『SHIROBAKO』って話題になっているの。面白いですか。

閑歳 仕事アニメです。

Web開発者版『SHIROBAKO』

舘野 『SHIROBAKO』観るんだったら、何か、『アニメがお仕事!』マンガで読んだ方が。

閑歳 そっち観ていないです、すみません。

重岡 『SHIROBAKO』というのは、アニメーターさんの仕事のお話なんですか。

Alex 『SHIROBAKO』観たいです。

堀木 『WORKING!!』のアニメ現場みたいな感じです。

重岡 『バクマン。』もアニメになっていましたからね。

堀木 そういう意味では、現場の。

堀木 結構『SHIROBAKO』は何かエンジニアが好きみたいですね。

重岡 過酷な労働環境とか類似するんですかね、わからないけど(笑)

舘野 人はほかの労働環境を知ると、「俺たち、まだよかったんだ」みたいな感じの。

重岡 そういう安心感を得るんですか(笑)

堀木 最近なんか、そういう労働環境系多いですね。『NEW GAME!』は、ゲーム開発会社の。

舘野 でも、どっちも何か美少女しか出てこない。美少女以外も一部出るんですけど、『NEW GAME!』は美少女しか出ないし。

堀木 まあ、そうですね、もちろん。美少女がゲーム作るから。

伊藤 Web開発者の日常を描いた……。

堀木 それ『なれる!SE』じゃないですか。

一同 爆笑

重岡 あれSEだからちょっと違います。

伊藤 もっとこう、ゲーム制作現場のトラブルとかを題材にして。

閑歳 でも、『SHIROBAKO』ができたからできるかも。でも、絵面がすごく地味じゃないですか?(笑)

重岡 『SHIROBAKO』はヒロインとかいるんですか?

閑歳 女の子が主人公です。

伊藤 『SHIROBAKO』Web版なら、すごい仕事はできるけど、ちょっとコミュニケーションが下手くそなPMの女の子と……。

一同 爆笑

重岡 わあ、もう何か……(笑)

舘野 やばい、コンパイルが終わらない!オーバークロックだ

今村 インスタンスの追加が間に合わないとかだったらありそう

舘野 何かこうオートスケールで一旦100個追加すれば終わりだって言って、「なに?AWSから制限くらってる?」って

一同 爆笑

閑歳 できそう(笑)

伊藤 12話分そういうトラブルを。大変だな。

重岡 でも、12話分ぐらいありますよ。

舘野 AWSに金払って、何かパージのネタとかやったらいいんじゃないですか?「ウォームアップが終わらない」みたいな。

伊藤 すごく頭がよくて高飛車な新キャラが出てきて、そいつがスクラムマスターをやって、ガチガチのスクラムで開発が回らない、とか。

一同 爆笑

重岡 それ、12話観れないですよ、多分。

舘野 何かエンジニア業界のあるある話だけで結構24話ぐらい作れるんじゃないですか。作ったらいいんじゃないですか。

閑歳 監修やりましょうよ、監修。

伊藤 最終回は、「シリーズBの投資を受けたいんだけど、どうなる?」とかかな

一同 爆笑

伊藤 ベンチャーキャピタルと判子押して、「よかった」と言って終わる。

舘野 そうなんですか、そうなんですか。最後は何かIPOぐらいまで。

伊藤 なるほど。じゃあどうせだから、その直前にはIPOに向けて監査したらいろいろドロドロした問題がでてくる的な展開で。

閑歳 武蔵野アニメーション(『SHIROBAKO』)だって、最後はリリースで終わったわけだから、『白箱』の。だからサービスのリリース………。

舘野 でも、アニメはリリースしたらまず一旦終了じゃないですか。でも、ウェブサービスは。

閑歳 1回目のリリースが1クールで。

舘野 その次から、リリースしたら。

重岡 「運用編」見たくないな。

舘野 「運用編」辛そうだね。

重岡 数字、絶対とれないです(笑)無理です。

伊藤 1万人ぐらいしか観てくれない。

堀木 何かそれなのに、すげえ盛り上がっている感じ。

一同 爆笑

舘野 自分のタイムラインの周りは盛り上がっているから。

新舘 15年ぐらい前に、『マイクロサーフス』という小説があって、アメリカの作家が書いたやつで。マイクロソフトを退職してベンチャーを立ち上げた人なんですけど。

舘野 仮想的な小説なんですか?

新舘 うん。で、何かそういう仲間同士でベンチャーを作って、仲よくやりました的な小説が。結構面白かったですけど。

堀木 なるほど。

閑歳 なかなかいいですね。

今村 アニメでIPOを目指してほしい。

伊藤 IPOは直前ぐらいから、悲しみしか出てこない。

舘野 でも、26話の最後がIPOで終わると、また上場ゴールかみたいな感じで(笑)そこから先が重要なんだよ、みたいな。

一同 爆笑

堀木 そこは最後じゃなくて、エンディングが終わった後にCパートがあって、赤字決算ってこう。

一同 爆笑

堀木 何かあれじゃないですか、並行世界。

舘野 並行世界でアドベンチャーゲーム作って、バッドエンディングで(笑)

堀木 そうですね、できそうですね。「新・劇場版」とかね。

一同 爆笑

重岡 買収されて。

竹内 バイアウト編。ハッピーだったか、どうだったか。

舘野 ゆとりはありそうですね、バイアウト編とか。
バイアウトでも、いろいろあるじゃないですか。何を買われたかよって、この先の行く末が変わるみたいな。買った側は、人が欲しかったのか、サービスが欲しかったのかみたいなところとかの影響によって、その後の世界が変わっていくみたいな感じの。

舘野 実際、プログラマーとか90万人ぐらいしかいないらしいからね、日本。

伊藤 90万もいるんだ。

舘野 SE、プログラマー全部含めてようやく90万とかなんで、要するにネタわかる人だともっと少ない。

堀木 実は「自称」とか。

舘野 更にウェブ業界となると、本当に10万とかそんな感じになっちゃうので。

竹内 ああ、90万って組み込み業界とか合わせてという話。

舘野 そうそう、全部合わせてという意味なので。

新舘 なので転職して前の会社の同僚がいるというのはよくある。

一同 爆笑

舘野 ウェブ業界狭すぎるみたいな感じ。

トップレベルドメインにはこだわる時代じゃないよね

舘野 うち全部大文字表記だったんですけど、グローバル進出に当たって表記かえましたよ、最初のCだけ大文字で、ほか全部小文字に。

一同 へえ。

舘野 何か全部大文字にすると、外国人からすると、何かもう「C!O!O!K!P!A!D!!!」という、叫んでるようなアピールしているというような声がたくさんあったので、できる限り、変えられるんだったら変えるべきだという声話があって、早目に変えました。本当に大声で叫んでいるみたいな感じのブランドとして見られるのでというのは。

竹内 なるほど(笑)

伊藤 Kaizen も向こうのCOO入ってきたら、いきなり「社名変えろ」って言われて。

堀木 「The」を取れ?

舘野 KAIZEN platform って「The」ってついていたっけ?

一同 爆笑。

伊藤 違う違う (笑) KAIZEN の正式な社名がKだけ大文字に変わりました。あと、ロゴが最初ピンクだったんですけど、ピンクだとテストがFailしたみたいに見えちゃう、緑に変えろって言われて。

重岡 色の印象でそうなっちゃうんですね。

伊藤 全部作り直しじゃんと。名刺から何から、入り口のエントランスまで。

伊藤 COOの一言でね。

堀木 今、でも何か、スタートアップ的なところは、何かもう昔から、あるじゃないですか。ロゴの変遷みたいな。初めのやつがこう、奇をてらっているほうが、割といいんじゃないですか。

早川 個人的にピンクのロゴ好きでしたけどね。

伊藤 あと、ドメイン、最初.inだったんだけど、インドの会社に思われるから、.comに変えろとか。まじか、ってんでアドレス買って、ドメイン全部入れ替え。

重岡 うちも幾らでしたっけ?超交渉しましたよね、「.com」。幾らで買ったんです?

関根 そんなに高くなかったよ。数十万。

重岡 あんまり変わらないですね(笑)

舘野 何か「.com」とかドメインの価値が昔ほど高くなくなってきているなというのは。

堀木 それはあれですか、「ドット・何ちゃら」が増えているから?

舘野 ドメインが増えたというのと、あとは昔と違って今って、何かあまりみんなドメイン気にしないんですよ。もうアプリとか、ドメイン自体のURLの価値みたいなのが、昔は「何とか.com」とらなくちゃみたいなのがあったけど、今は「んー別にいいんじゃない?」みたいな。

堀木 僕が今やっているゲームの『Vainglory』、 vainglorygame.com なんですけど、 vainglory.com っていくと、何か怪しいサイトに行くんです。

重岡 ドットコムサイトがちゃんとしたサイトじゃないんですね。

堀木 あと、あれですよね。js2coffee が js2.coffee になりましたね。 js2coffee.com だったやつが、わざわざそっちに。

閑歳 へえ。

舘野 おしゃれな感じですね、js2.coffee。

堀木 まあ短くなったからいいや、みたいな。別にどっちでもいいわけですが。

舘野 ドメインにこだわっていた時期、あるじゃないですか。

閑歳 ないですよ(笑)

堀木 全否定された(笑)

閑歳 うち「.net」だし。

重岡 そうなんですか、Zaim。

オープニング、エンディングはちゃんと観る

舘野 誰かが『SHIROBAKO』を面白い3話とかピックアップしてきて、「おっ」とやると、このアニメいいな、みたいなところから盛り上がってくるんじゃないですか、この後の話。どうなんですかね。

堀木 『SHIROBAKO』と『キルラキル』の3話(分)。

伊藤 まあ実際、テレビアニメ20分だからね、飛ばすと。

舘野 エンディングとオープニング観るじゃないですか。

一同 爆笑

堀木 オープニング、エンディング、2話のオープニグ飛ばす、最後にエンディング。でも大体1話の一番初めオープニングない。

三河 『SHIROBAKO』毎回エンディング変わるタイプじゃないんですか?

閑歳 あ、変わる。

舘野 イラストが変わる。

重岡 面倒くせぇ(笑)

新舘 作画監督とか絵コンテとか観なきゃいけないんじゃない?

舘野 それはありますよね。

堀木 エンディングカード。

伊藤 『ファフナー』は、オープニングが結構神モードで。

舘野 何かオープニング楽しかったりすると、あまり面白くないオープニング、エンディングだとすぐ飛ばしたくなるみたいな。

堀木 曲がよかったり。

伊藤 『シドニア』2期の曲、あれはどうかな。1期はスルメソングだったけど2期も聞いているうちによくなってくるかな。

一同 爆笑

伊藤 ちょっと何か奇をてらいすぎている感じなんですよね。

堀木 それはまあ、1期もそう。

一同 爆笑

伊藤 1期も何か聞いているうちに。

堀木 よくなってきましたね。

舘野 それスルメなのか、どっちなんですかね。アニメが好き過ぎてそうなっていったのか。

伊藤 何だっけ、何回も聞いているとよくなってくるという、何か現象あるらしいじゃないですか。

堀木 スルメ現象じゃないですか。

一同 爆笑

伊藤 もうちょっとちゃんとした……。

舘野 それって投資的な話ですか?何回も聴く時間に自分のコストを費やしてしまったがために、「これは良い」と錯覚するみたいな。

伊藤 脳内的にはそういうこと。メディアミックスってそういうことに依存しているらしいじゃないですか。街なかとかテレビ番組でいっぱい聴いていた曲は勝手にいい曲だと思い込んじゃう。

舘野 お、マーケティング手法ですか?直也さん、お得意の。

重岡 お得意の?

伊藤 セコンさんが一番僕のことをdisってる。

一同 爆笑

舘野 disってないじゃない。ゴマすってるんですよ。ゴマすってる。やっぱり元部下としては、直也さんの顔を。

伊藤 言うこと聞かなかったけど。

舘野 言うこと聞いたためしがなかったな。

伊藤 自分で言う。

アニメランキング話は社内でテッパンの盛り上がり

伊藤 じゃ、次『SHIROBAKO』。自分のアニオタ友達は『SHIROBAKO』か『キルラキル』か。『アルドノア・ゼロ』の1期が面白いって言ってんだよね。

堀木 何で1期限定なんですか(笑)

伊藤 何か2期はみんな結構途中で脱落していった。

堀木 でも、ちょっと面白いですよ。

伊藤 「ちょっと」……。

重岡 全然後押しになっていない(笑)

堀木 人を選ぶ。僕なんかああいう堕落劇みたいなの面白かったです。

舘野 終わり方がうーん、どうなんですかねぇという。

堀木 終わり方はちょっと「うーん」って感じでしたね。あれは多分、反響があったら続けるかなみたいな、こう、下心が見える。

伊藤 ここ数年見たアニメランキングで、同僚が「Qiita」に書いてくれたんですよ。

堀木 それはオススメを聞いたら教えてくれたランキングですか?

伊藤 そうそう、それで、「直也シフト」って書いてあって。

重岡 全然意味がわからないです。

伊藤 「ミーハーな直也さんが世間で「いや、このアニメがさ」ってどっかでしゃべったときに、「この人最近のアニメ知らな過ぎ」という惨事をなるべく避けるという基準で選んだランキングということで「直也シフト」。

一同 爆笑

重岡 すごい何か、秘書みたいな人がいますね。

伊藤 で、その人の1位が『アルドノア・ゼロ』なんですよ。2位が『翠星のガルガンティア』、3位『キルラキル』

舘野 何かそれ、偏っていますよ。

伊藤 俺用なんですよ。

舘野 もうちょっと日常系とか、そういういろんなジャンルを取り入れないと、多角的な視点から(笑)

重岡 セコンさんはそこに何を入れるのかな。それで、何位まで観たんですか?

伊藤 直也シフトを取り除くと、1位『花咲くいろは』、2位『とらドラ!

堀木 すげえ何か、ガラっと変わりましたね。ちなみにそのシフトを外すと。

伊藤 2位が『とらドラ!』、3位『TARI TARI』、4位『ガルガンティア』、5位『キルラキル』、6位『ソードアート・オンライン(SAO)』、というか、『SAO』は全部観たし。

堀木 何か、シフト外しても割と何か……。

伊藤 7位『まどか』、8位『シュタゲ』。

今村 日常系はないんですね。

堀木 『花咲くいろは』は日常系じゃないですか?

舘野 一応ストーリーあるんで、もうちょっとストーリーない(ものじゃない)と。

堀木 ああ、そういう系か。

舘野 『みなみけ』とかね。『みなみけ』のどれだ?みたいな。

伊藤 で、このQiitaスレがめちゃコメントが盛り上がっていて、結局、俺そっちのけで勝手に盛り上がっていて。

一同 爆笑

舘野 みんな何か、やっぱりヲタは好きなこと、自分の自己主張しますからね、僕みたいに。

伊藤 「お前のランキング、別に訊いてねえよ」って。

伊藤 「俺(へ)のオススメを教えてくれ」と言っているのに、「俺のランキングはこれだ」って。

一同 爆笑

重岡 人に決められるという(笑)ランキングを。

堀木 それ別にエンジニアだけじゃないですよね?

伊藤 ああ、そうそうそう。いつになく盛り上がっていた。

堀木 一応何か僕らは、Slackに、#2015animespringみたいなジャンルがあって。

今村 へえ。

閑歳 便利ですね。

今村 いいですね、招待してください。

重岡 Slackのいいところは、外部の人を招待できるんですよ。特定のチャンネル。

堀木 でも、あんまり盛り上がっていないんですよ。

Alex 4人だけ……。

堀木 何かみんな入ってきたり、前のwinterのやつは、結構みんな入ってきたんだけど、何も発言しないで。

新舘 存在自体知らなかった。

舘野 そこは社内盛り上げですよ。

堀木 そう、盛り上げないと。

舘野 盛り上げて、みんながわいわい。

堀木 みんなで何か、オススメを訊きたいみたいな感じで書いてくるんで、情報提供するっきゃないと。

新舘 冬アニメはGoogleDocで共有していた。

一同 爆笑

堀木 訊くと全員の集計ランキングがありましてね、それ結構偏っているんですよね。とりあえず今期は『ダンまち』です。

伊藤 さっきも言ってた。あれ、正式名称何だっけ?

堀木 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。

伊藤 何かああいうラノベのタイトルっぽいやつは避けるようにしていたら、面白かったです。

堀木 面白いです。

なろう発アニメ

堀木 でも、この後どうなんですかね。アニメ夏ぐらいからもう、なろう系アニメが増えてくる。

舘野 なろう系?

堀木 「小説家になろう」という……。

三河 『ダンまち』もなろう系なんです。

堀木 『小説家になろう』っていうユーザー・ジェネレーテッド小説サービス。

重岡 pixivの小説版みたいな?

堀木 そんな感じのやつです。

伊藤 全部「俺TUEEE」っていう小説じゃないの?

三河 そうだったんですけど、最近ちょっとみんな飽きてきたんで。

伊藤 傾向変わってきたの?

三河 ええ。最近は女性主人公が増えてきた。

一同 へぇ。

堀木 『ダンまち』って3つ目ですか、「なろう」発。

三河 アニメですか?

堀木 『魔法科高校の劣等生』も「なろう」ですよね。で、『ログ・ホライズン』も「なろう」ですよね。

三河 そうか、『ログ・ホライズン』。

堀木 という感じです。で、これがどんどん増えていって、今までラノベ発アニメってバンバン出てきて、品質が超悪いと。

三河 「またラノベ枠か」みたいなのありましたよね。

堀木 それが「なろう枠か」みたいな感じになってくる。「なろう」ヘビーユーザーの三河さんは。

閑歳 女性が増えてきたのは何でですかね?

三河 もともと女性枠みたいなのがあったんですけど、まだ俺TUEE系の方が多かったので。目立っていなかったんですけど、「なろう」の露出度が増えてきて、ユーザーが増えてきたんで、結構女性のユーザーも、読む人が増えてきたんで。

閑歳 なるほど、なろう系の方が女性にもひっかかりやすいんですね。

三河 そうですね。2割ぐらい?昔はもうちょっと少なかったですね。

舘野 確かにラノベって、女性主人公のラノベって。

閑歳 あんまり見ないですね。

舘野 あまりぱっと、今そんなに思いつかないですね。

次回のアニメ鑑賞会は?

堀木 ちなみに、次回の予定は決まりました。

亀井 予定が決まったの?

堀木 予定というか、観るやつ。『SHIROBAKO』。

亀井 決まったの?

重岡 直也さんが監修?

伊藤 『SHIROBAKO』というのは、アニメ制作所を舞台にしたアニメなんで。

亀井 ああ、なるほどね。

伊藤 で、何か、ウェブ開発スタートアップを舞台にしたアニメの脚本を。

亀井 今やってるの?

伊藤 書いてみようと思ったけど、『SHIROBAKO』観たことないから。じゃ、『SHIROBAKO』観て、それをみんなで考えようかと。

舘野 めっちゃ面白いアニメを作る。

閑歳 絶対面白いです。

―――(完)―――

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Web開発者版『SHIROBAKO』、本当に実現しちゃうんじゃないかってワクワクしながら話を聞いてました。

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